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ver.5.0 プロレスラーという誇りを胸に ~040425_横井×ノゲイラ~

marc_nas
2004.04.23
 今回ver.5.0にして早くも何を書いていいのやら思い浮かびません。なので今週日曜日2004.04.25に開催されるPRIDEGPに出場する横井選手について少し触れたいと思います。
 まず彼の略歴を。横井宏孝。1978.06.08生まれの25歳。世界のTKこと高阪剛率いるチームアライアンス所属。学生時代に培った柔道をベースにアマチュア修斗で3勝、プロ修斗でも1勝。その後リングス入団し4ヶ月の史上最速デビュウ。連勝街道を走り続けるもリングスが解散し、プロレス団体ZERO-ONEに主戦場を移す。佐藤耕平とROWDYを結成し現在に至る。PRIDE、DEEP、リングス、修斗含め未だ総合格闘技13勝無敗。
 こうして見るとプロレスラーにしておくのはもったいないくらいの実績である。ただフリーである彼がメシを食っていくには定期的に参戦できるプロレスの方が魅力的だったのか。僕としては、名のあるギャラの高い選手をあげるなら、この若い才能溢れる青年にもっともっと総合格闘技のリングにあがるチャンスを与えて欲しい。それだけのコストパフォーマンス(魅力+実力)を持った選手であると思うのだ。
 横井を見る度、僕の中にひとつ思い出がよぎる。それは2002.10.26に大阪臨海センターで行われたZERO-ONEの試合後のこと。坂田亘とタッグを組みザ・プレデター、ジミー・スヌーカーJr.組と対戦し、横井は善戦するもプレデターに攻め込まれピンフォール負け。リングス時代の横井しか知らなかった僕は正直ショックを受けた。試合後、話しかけるチャンスがあったので「リングス時代からファンです。今日負けちゃって残念です。」と言うと「まぁ、プロレスっすから。」と言い放ったのだ。そして「総合の方で期待してください。今度、実はでっかい大会に出る予定があるんで。」と続けた。ざっくばらんというか、器がデカイというのか。更に彼を好きになった。ちなみに、その一週間後にPRIDE参戦を表明しPRIDE.23でジェレル・ベネチアンにアームバーで一本勝ち。
 そんな横井が今回PRIDEヘビー級GPに出場するというのだ。対戦相手は言わずと知れた世界最強柔術家アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。横井不利は明々白々だが、僕は横井の勝利に期待する。そして勝利者インタビュウでこう答えて欲しい。「まぁ、総合っすから。」と。
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